前日の天気予報からすると今日は船が出るのか怪しかったけれどとりあえずパッキング。
ホテルから港まで近いので散歩がてら安永観光のカウンターに行くとやはり欠航の案内。
お昼に出る2便も欠航の可能性が高いとのこと。
波照間島への船は外洋に出るので波が激しくなりやすいので欠航が多い。
波照間島に行くには高速船と貨物船(火・木・土 第2・第4金曜日のみ)の2種類がある。
この日は貨物船の出航日で、よっぽどのことがなければ欠航することはないらしい。
船はあまり得意な方ではなく高速船ですら船がかなり揺れるのに「高速船が欠航した日の貨物船はゲロ船って言われるくらい揺れるよ」と教えてもらっていたので、すごく迷いながらもとりあえず高速船のチケット売り場まで移動。
貨物船のチケット売り場は離島ターミナルではなく、ホテルイーストチャイナシーの横「安永観光 貨物事務所」で販売。
電話番号:0980-83-5891
住所:沖縄県石垣市八島町1丁目
こんなところで販売されるの?という雰囲気。
高速船と違い貨物船は予約できず先着順なので並ぶ必要がある。
7:40くらいにいってみるとすでに6人くらいバラバラにいて本当にここでいいのかますます不安に。
近くにいた人に聞いてみたらやはりここであっていた。
この時点では安永の方は出社しておらず無人。
波照間島までは、
貨物船は2.5時間 片道 2,030円
高速船で1時間(波に強く欠航しづらいぱいじま2の場合は1.5時間)片道3,610円
※価格は2019年10月時点。
1時間でも揺れがきつくて辛いと聞いてるのに2.5時間はなかなかキツイ。
しかも天気予報を調べると14:30の最終便は出航しそうな気がしたのでそれにかけて、もし欠航したらホテルを取ってまた電動バイクで遊びに行くのに変更することに。
せっかくなのでどんな感じで販売されるのか遠目に見てみました。
8時少し前に安永観光の方がきて事務所に入られてからしばらくしてから販売開始。
最初に業者さん? → その後に一般の方の順番で事務所に入って購入する感じ。
定員は52名 往復分は買えない。
その後ホテルに戻り、船酔い対策で食べなかった朝食を食べてから結構時に備えてホテルの候補を検索。
チェックアウトをして荷物を預けてからまた離島ターミナルまで行き、第2便の確認をしに行くも欠航の案内。
カフェに移動して時間を潰し最後の3便の時間に行ってみるとなんと運行の文字が!
ホテルに預けてあった荷物を取りに行き、離島ターミナルへ戻ってきました。
船は運行されるけれどかなり揺れることが予想されるとのことで酔い止め薬を飲む。
船は後ろの方に乗った方が酔いにくいと教えてもらったので、早めに乗り場に並ぶことにしました。
かなり前の方に並べたので席は大丈夫だろうと一安心。
ずっと行きたかった島にようやく行けるのがすごく楽しみ。
船が到着して最初にアナウンスがあり、乗車人数が多いので上のフロア(船の後方)は荷物置きにするので下のフロアのみ座る配置に変更されました。
船に乗り込むと下のフロアの後ろから2番目の窓側の席が空いていたのでそこに着席。
その後かなり人が乗り込んできて満席に。
みんな前は酔いやすいと知っているのか前方の席は最後まで埋まらず。
全員が着席すると船員さんから「本日はかなりの揺れが予想されるので必ずシートベルトをするように」とアナウンス。そしてエチケット袋が配布される。
大丈夫だろうかと思いながらも船は出港。
うとうとしてきて気づいたら寝ていたけれど、徐々に揺れがつよくなってきて目が覚める。
位置的には黒島あたりだと思うので、これから外海に出てもと揺れるだろうからと急いでまた寝る。
「パァン」という大きな音で目が覚める。
なんの音かと思ったら船が波を乗り越えて海に叩きつけられる大きな音。
悲鳴も聞こえるし船もすごく揺れているというかジェットコースターのよう。
また急いで寝る。気づくと波照間島が見えてきた。
船を降りる時ぐったりしてる人が結構いたのであの後もかなり揺れたんだろうなと思う。
なんとか寝られて船酔いをすることもなくて良かった。
船を降りると宿の迎えの車が並んでいて、今日からお世話になる「ペンション最南端」の方を見つけてご挨拶。
同じ船に乗っていたのは合計3人。車に乗り込み宿に向かう。
チェックインを済ませ島の説明をしていただき部屋に向かう。
扉を開けた瞬間思わず「うわぁ・・・」と声が出てしまうくらい綺麗な海が窓の外に。
2017年トリップアドバイザーで日本一綺麗な海として認定されたこともある「ニシ浜」
西にあるからニシ浜ではなく、八重山の方言で北を指す「ニシ」
宿でオリオンビールを2缶買って歩いてビーチまで降りる。
沖縄の離島の海もいろいろ行ったけれど見渡す限りの綺麗さと透明度の高さ。
雰囲気もすごく良くてのんびりビールを飲む。
夕食の時間も近づき宿に戻る。
席は決められていて座って周りを見渡すとひとり旅の人もチラホラ。
食事はチャンプルーや刺身にもずくなど沖縄を感じるもので量が多くとても美味しい。
ここはオリオンビールの生があって最初はそれを飲んでいたけれど、波照間島産の幻の泡盛「泡波」がボトルで注文できるのでお願いした。
実は今まであまり泡波は好きではなかったのだけれど、波照間島で飲んでいるせいかすごくおいしく感じる。
もしかすると以前はロックで飲んでいたけれど、ここ数年は泡盛は水割りで飲むことにしているせいかもしれない。
のんびり食べていたらみなさん結構早く部屋に戻られて慌てて食べる。
その後は特に「ゆんたく」もなく部屋にあったレンタルショップ一覧を見て明日のレンタルバイクの店を決めたり地図を眺めていた。
ゆんたくが苦手な方にはいいのかもしれない。
※「ゆんたく」とは沖縄の方言でおしゃべりという意味。宿泊客や宿の方達との飲み会のようなもので好きな人にはたまらなくいい。