外の明かりでなんとなく目が覚める。
仕事のメールなどを確認してシャワーを浴びる。
朝食の時間になり食堂へ。
鯖の塩焼きや、ポークと目玉焼きなど。
普段は朝食を取らないことが多いので、旅先での食事はとても新鮮。
味噌汁も飲む機会が全くないのでついおかわりをしてしまう。
沖縄ローカルのテレビ番組をなんとなく眺めながら、今日はどうしようかなと考える。
食事を終えて一度部屋に戻り荷物を簡単にまとめて付近を散歩することに。
原付をレンタルできるお店を見つけたが営業時間を過ぎても誰もいない。
電話をしてみるとオフシーズンのため港の営業所のみ店を開けているから、
1時間くらい待ってくれればそちらに行くとのことだったのでお願いした。
少し時間があるのでまた昨日と同じビーチへ。
昨日は行かなかった奥の方へ歩いてみることに。
大きな岩場の向こうは全くちがう景色で、大小様々な石が転がっている。
中には貝の化石のようなものが付いた岩などもある。
時間には少し早いけれどレンタルショップへ。
すでにスタッフの方がいらっしゃって、手続きを済ませてとかしくビーチへ向かう。
港から宿まで送ってもらうときに車の中から見えたビーチ。
阿波連ビーチよりも砂浜の長さがあり、こちらものんびりとした雰囲気
展望台やその下にはベンチとテーブルがある休憩スペースが複数ある。
ここにも人はあまりおらず散歩をしたりベンチに座ってのんびりと景色を眺める。
気づけば12時を回っていて、食事をしようと思って調べてみるが休みが多い。
港の方にある「Aコープ JAショップ とかしき」で買ってどこかで食べようと思い原付を走らせる。
店が近くなってきて何やら周辺が騒がしく何事かと思ったら、
島のマラソン大会が開催されていた。
「Aコープ JAショップ とかしき」に到着してお弁当などを見繕うも売り切れ。
宿近くの新垣商店はもっと遅い時間でもいろいろ売っていたことを考えると、
このマラソン大会も影響しているのだろうか。
どうしたものかと考えていたが、
渡嘉敷港旅客ターミナルの横にレストランがあったのを思い出してそちらへ。
「Aコープ JAショップ とかしき」から港までは3分くらい。
原付を停めて建物の中へ。
一階は売店でレストランは2階のようだ。
先ほどとは違う出入り口から外に出ると真横に階段。
まだ看板が出ていて一安心。
「カフェ」と書いてある。
ピークタイムが過ぎているせいか店内は空いていた。
テーブル席に案内されメニューを見る。
原付で走り回ったのもあり体が少し冷えているので
温まるメニューがいいなと思って見ていると、
一番上に牛肉を使用したスパイシーでコクのあるこだわりの肉そば ¥850とある。
沖縄本島の大宜味村にある「前田食堂の牛肉そば」みたいなものかな?と思いこれを注文することに決める。
+100円でおかわり自由のジューシーもあったのでそちらも注文。
料理が出てくるまで店内を眺めていると、渡嘉敷まぜそばというメニューが黒板に大きく書かれていた。
そのほかには一般的な沖縄そばやハヤシライスパンケーキなどカフェ利用にも食事利用にも使えそうなお店のようだ。
土曜日の13時頃だったが観光客の姿はなく、地元の家族連れや島に仕事できた感じの人などが楽しげに食事をしていた。
程なくして料理が提供される。どんぶり自体も大きくなかなかのボリュームに驚いた。
丼を覆い尽くすようにのったもやしはシャキシャキ。
ニラがが程よいアクセント。
粗挽きのブラックペッパーがしっかりと効いていてスパイシー。
醤油味ベースのスープにバターのコクが相まった濃厚な旨味。
食べ切れるかなと思ったがジューシーと合わせてあっという間に完食。
会計をしようとしたら離島にしては珍しく、IDなど複数のIC決済が利用できた。
今度は宿のある阿波連ビーチの先にある、渡嘉敷島最南端の阿波連岬園地へと向かう。
山を登り細い道をひたすら走ると急に目の前が開ける。
駐車場もあり車で来ることも可能。
広場の奥にトイレがあり、その右奥にさらに先に進む道があるのでそれを登っていくと、途中になだらかに下降している岩場がありその先からの景色も絶景。
さらに進むと行き止まりになるが、その先にもう1つ小さな島「ウン島」が見えた。
こちらから見ると階段のようなものもあるので、干潮時には海を渡って行け流ような気がしたが調べてみると泳いで渡るしかないらしい。
機材を置いて向こうまで泳ぐわけにもいかず今回は諦めて、のんびり撮影をしたりしていた。
気づくと夕食の時間も直づいてきているので戻ることにした。
部屋に荷物を置き、また阿波連ビーチへ。
雲の切れ間から日が差していてとてもきれい。
本日の夕食もとても豪華。
魚のフライと豆腐チャンプルーにチキンステーキに島タコ刺しなど。
味付けも優しくどれも美味しい。
明日は那覇に戻るので二日酔いで船酔いしないよう、オリオンビールと泡盛を軽く飲んでゆっくり休んだ。
渡嘉敷島の旅は明日の帰宅をもって終了。
宿のご夫婦も非常に面白くいい方達で、食事もとても美味しいく宿泊料まで安い。
何度でも泊まりたくなるすばらしい宿だった。
以前トップシーズンに阿波連ビーチ来たときはとても混んでいたが、
オフシーズンであればあまり人にも会うことがなくのんびりでき、那覇からも近く日帰り可能な良い島だった。
【店舗情報】
屋号:ちゅるおかや Cafe Sea Friends Jr. カフェ シーフレンド ジュニア
住所:沖縄県島尻郡渡嘉敷村346
電話番号:098-987-3136
営業時間:8:00-11:00 12:17:30
定休日:毎週水曜日 第三木曜日
予約:不可
食券 現金 カード:カード不可 ICカード一部使用可能
タバコ:分煙
Wi-Fi:なし
座敷:あり
子連れ:ok
駐車場:あり