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カメラを持ってあちこち旅をしたり呑み歩いたり。

波照間島 サンゴの浜や最南端之碑

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朝起きると目の前にニシ浜ビーチがあるのはすごく贅沢。

ベランダに出てのんびりとコーヒーを飲む。

旅に行く時はいつもセブンイレブンのドリップコーヒーを持っていく。

部屋を出るのが面倒な時や近くにカフェがない場合などなにかと重宝する。

 

 

宿で朝食を食べたあと原付を借りようと「レンタルショップクマノミ」に電話。

そうすると指定の時間に宿まで迎えにきてくれた。

 

民家の庭のようなところで書類を書いて免許証を見せる。

たまに免許証を持ってくるのを忘れてしまう人がいるそうなので注意したい。

一通りの説明を受けてから、島の観光スポットが書かれた地図をもらい出発。

 

 

すぐ近くの売店でとりあえず飲み物を買おうと思ったら、幻の泡盛「泡波」の小瓶(100ml)を発見。

お土産用にとりあえず数本買う。

「泡波」は波照間島で唯一ある日本最南端の酒造。

幻と言われる所以は製造量の少なさから。 家族で作っているため生産量に限界がある上に、立地の特殊性もあって沖縄ではもちろん本土でも人気のある泡盛でプレミア価格で取引をされている。

 

 

購入した泡盛を部屋に置いてから再出発。

まずは島の外周を周ってみようと思い、「ペー浜」を目指す。

地図を頼りに行くと細い獣道を発見してそれをかなり奥まで進む。

 

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ビーチが見えてきたけれど軽く高低差があり飛び降りる。

あとで知ることになるけれど、どうやらこの道は抜け道だったらしく実際は「ハマシタン群落」に向かう道から行くらしい。

 

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ここは「ニシ浜」と同じくらい綺麗なのに人が全くいない。

「ニシ浜」は集落や船乗りばから歩いていける位置にあるからか日帰りの人も含めて人が多い。

「ペー浜」は遊泳禁止だが星砂も見つかることがあるらしいので、プライベートビーチ感もありのんびりするにはオススメ。

ここでちょっとだけドローンを飛ばして、次は「サンゴの浜」別名「毛ビーチ」を目指す。

 

 

「浜シタン群落」の入口を過ぎ、舗装された道路が終わったあたりに原付を駐車して、右側にある獣道を草むらをかき分け30mくらい歩くと、波の音とカラカラといった音が聞こえてくる。

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あたりがパッと開けて目の前に見えたのは、小さなプライベートビーチ感のある海と砂浜の代わりに小石のようなサンゴの殻。

 

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海も綺麗で白い砂浜も少し見える。この珊瑚がぶつかり合って白い砂浜ができる。

 

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この小石みたいなものが全てサンゴ。

 

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波が打ち寄せるたびにサンゴ同士がぶつかってカラカラとした音がして不思議な感じ。

面白い形のサンゴを探したりしてのんびりしていたけれど誰も来ることはなかった。

日陰になるところがないので夏に行った場合は注意が必要かも。

 

 

 

 

次は底名溜池展望台を目指す。 
ここは入り口がわかりづらく近道をしようとすると溜池の周りを一周させられる(させられた)海側の道から大回りする感じで行く。

展望台の上で後から来た人と話している間にも何人か溜池の周りを回らされていた。

溜池の入り口に乗り物を置いて、階段から回って歩いてくることもできなくはない。

 

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景色としては結構普通で星を見にくるにはオススメらしい。

 

 

 

 

次は「日本最南端の碑」を目指す。

原付で3分くらい走り途中右折。 

海に向かって下っていく道がなかなか雰囲気がいい。

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道を下り切ったところで右斜め前に登る道がありそれを行く。

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左奥の砂浜がペムチ浜。 

 

 

 

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駐車場から少し坂を上がり右側へ。

遠くに波照間島星空観測センターが見える。

 

 

日本全県から集めた石でできた「蛇の道」クネクネとしているのは「からみあった蛇のように、もう二度と戦争で内地と離ればなれにならないように」との願いが込められている。

 

蛇の道を抜けると日本最南端之碑と日本最南端平和の碑に波照間の碑がある。

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日本最南端之碑は、本土復帰前に1972年に学生が自費で作ったと言われている。

朝に原付を借りたお店で一緒にいた人にまた出会う。

ここまで自転車で一直線で来たらしく、自転車はキツすぎると言っていた。

波照間島にはよく来ているようで宿の情報交換などをした。

有名なあの民宿は絶対やばい・・・など。